鵜殿(うどの)のヨシを守る
篳篥の蘆舌(リード) 全滅の危機に 再生への道をさぐる
篳篥用ヨシは、50年前から「このままでは絶滅するのは確実です」と言われてきました。 そしていろいろな対策を講じても来ましたが、現実には「篳篥用ヨシの絶滅への道」を歩み続けた歴史でした。「篳篥用ヨシの再生への道」を歩み続けには、反省すべき点は謙虚に反省し新たな方策を考えて歩んでいくしかないと思います。
確かに、数年 手をこまねいたとしても、急に困ることはないでしょう。殆どの方は5年、10年分の在庫はお持ちですから。しかし、その次の世代には、篳篥用ヨシを手に入れることは出来なくなります。
雅楽の1000年の歴史が問われているように 私は感じています。
今後1000年 続けていけるような体制をとれればと思っています。
この15年間(2005年より)の篳篥用ヨシをめぐって「雅楽だより」編集担当 鈴木治夫雅楽だより 61号 62号より抜粋 >>つづき
動画「篳篥の蘆舌 全滅の危機に 再生への道をさぐる-5 40年前 つる草を抜き ヨシを再生」の中で紹介しました
○『鵜殿のヨシ原 保全対策 調査研究報告書』(昭和60年1985年2月 発行 高槻市) 高槻市よりpdfでの公開の許可を頂いています。
○『自然観察会ニュース 鵜殿のヨシ原 特集号1 1981 高槻公害問題研究会』 公害問題研究会よりpdfでの公開の許可を頂いています。
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