61号 2020(令和2年)4月 

 

目次                      

  • 上牧・鵜殿ヨシ原 感謝の集いと交流会   1
    篳篥用ヨシの採取などをされている地元の上牧実行組合、鵜殿ヨシ原保存会の皆さんへ感謝の集いと交流会の報告記事。
    「上牧・鵜殿ヨシ原 感謝の集いと交流会」の様子はユーチューブでも見ることか出来ます。(https://youtu.be/u2nXNLuPvfI
  • 上牧実行組合 鵜殿のヨシ原保存会へのメッセージ    2
    感謝の集いで地元の方々に贈りました関係者よりのメッセージです。
    特別にPDFにて公開します
  • この15年間の篳篥用ヨシをめぐって 鈴木治夫   6
    上牧・鵜殿ヨシ原の篳篥用ヨシをめぐっての15年間の動きをまとめています。
    特別にPDFにて公開します      
  • 音楽とポリティカル・エコロジー 寺内直子     8
    音楽を論じる学界の世界的動向を論じています。
  • 現代音楽の中の笙(2)
    音響分析と創作  清水チャートリー    9
    前号に続いて現代音楽と笙
  • 芝祐靖先生の逝去を悼む(3) 佐藤浩司 11
    天理大学雅楽部演奏会プログラムに掲載された芝先生の原稿を紹介。
  • 情報欄                14
    演奏会などの情報です。
    (催しの延期や中止があります。お出かけの際は主催者にお問合せを)
  • 訃報 社本正登司           16
    ハワイ大学で雅楽を教えておりました社本さんが2月14日に永眠されました。(85歳)     
  •  五節の舞の装束の再現         16
    女性のみの女人舞楽原笙会では、五節舞の天平時代、平安時代の装束を再現しました。その苦労話など。

    

  • 『近衛秀麿 亡命オーケストラの真実』 16
    近衛秀麿は1943年9月23日ナチスによって破壊されつくした死の都ワルシャワでポーランド人の奏者によるオーケストラの指揮をし、第一部でシューベルトの「未完成交響曲」とベートーベンの「運命」を、第二部で「越天楽」を演奏した。なぜ秀麿は身の危険を冒してまで奏会を開いたのか、その真実が明かされていく。

前著『戦火のマエストロ近衛秀麿』(「雅楽だより」43号で紹介)の続編でもある。