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『ヨシ原通信』No.50(2022年6月9日(木))
発行 雅楽協議会 ヨシ対策室事務局(担当 鈴木治夫)
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[1] 今日のヨシ原(6月9日)
[2] 篳篥の演奏 中村仁美さん
[3] ヨシの調査(高さと太さ) 高槻公害問題研究会(TKK) 田口さんほか
[4] 寄付のお願い
[5] 問合せ先
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[1] 今日のヨシ原(6月9日)
今日は晴天。予報では29度でした。
6月は3日間を予定しましたが、昨日の草の生え方を見て、3日間で出来るだろうかと心配でしたが、20名ほど参加いただき、また暑い中での作業でしたが、11~18のABのつる草などは、抜くことが出来ました。熱中症になる方はいませんでした。
明日(10日)は21~28のABを抜くことが出来ればと思っています。
11日は雨の予報もありますが、天気がもてばCの区域のにも手を付けられればと思っています。
つる草がヨシに巻き付いています。
2週間も間があくと、つる草はどんどんのびるのですね。
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[2] 篳篥の演奏 中村仁美さん
今日は篳篥の独奏を楽しみました。
東京を朝5時に出て9時半にはヨシ原の受付に駆けつけてくれました伶楽舎の中村仁美さんが昼休憩の時に篳篥の音色をヨシ原に響かせてくれました。
参加者はその音色に引き込まれ、終わってからは中村さんにいろいろと質問をしていました。
篳篥を演奏する伶楽舎の中村仁美さん
みんなから質問を受ける中村仁美さん(中央後向き)
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[3] ヨシの調査(高さと太さ)
高槻公害問題研究会(TKK) 田口さんほか
40年前にこのヨシ原で「つる草抜き」を5年余りに渡り続けてこられた高槻公害問題研究会(TKK)の田口圭介さんと高槻市役所の職員の方とで、現在つる草抜きをしているヨシ(無作為に選んだ約100本)の太さと高さの調査を行われました。
今日の調査によると10%~20%の割合で、篳篥用に適した太さのヨシがあったとお聞きして、「予想していた以上に篳篥に適したヨシが生えていた」とホッと胸をなでおろしたところです。
ヨシの高さと太さを測っています。
ヨシ原の前で調査を終えて一息つく高槻公害問題研究会の田口さん。
40年前の「つる草抜き」の経験を冊子『自然観察会ニュース 鵜殿のヨシ原 特集号1 1981 高槻公害問題研究会』にされています。下記から読むことが出来ます。
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[4] 工事現場のトイレの使用は6月11日(土)お昼まで
高速道路の工事現場のトイレの借用は6月11日(土)のお昼までとなりました。
梅雨に入りまた台風などでヨシ原が冠水し、工事用の建築物などが流されたりしたら大変です。そこであらかじめ冠水しそうな6月中旬から10月過ぎまでは工事そのものを中断して、冠水してもヨシ原には影響しないよう全て撤去されます。それに伴いトイレも撤去されます。
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[5] 寄付のお願い
「つる草抜き」の活動を続けていくための寄付をお願いしています。どうぞよろしくお願いいたします。
寄付振込先
●郵便局は
郵便振込用紙に「ヨシへ寄付」と記入頂き
[口座番号]00140‐5‐614032
[加入者名]雅楽協議会
●銀行は
三井住友銀行 田無支店
普通 4012320
雅楽協議会 鈴木治夫
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[6] 問合せ先・連絡先
メール gagakudayori@yahoo.co.jp
℡ 090-1538-1693 携帯に変更になっています。
雅楽協議会 http://gagaku-kyougikai.com
発行 雅楽協議会 ヨシ対策室事務局 担当 鈴木治夫