『ヨシ原通信』No.160 2023年3月29日(水)

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『ヨシ原通信』No.160(2023年3月29日(水))
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[1] 今日のヨシ原
[2]「つる草抜き」予定
[3] 寄付のお願い
[4]『ヨシ原通信』バックナンバー
[5] 問合せ先

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[1] 今日のヨシ原

3月26日、雨の中の東儀秀樹ミニコンサートの模様は、東儀秀樹さんのツィッターやFBに掲載され、多くの人から共感の声が寄せられています。
また昨日(28日)のSDGs岩佐賞を受賞の知らせは、全国の人に篳篥用ヨシの再生の活動を進めていることを伝えることにもなりました。

ところで、今年の「つる草抜き」の特徴は、昨年の「つる草抜き」の成果が「篳篥用のヨシが2000本採取できた」というだけでなく、「つる草を抜いたエリアは、カナムグラもヤブガラシも驚くほど少なくなっている」ということです。

カナムグラの比較
昨年 何もしなかった所のカナムグラは驚くほど増えています。

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(上の写真は、昨年つる草抜きをしなかった所。辺り一面カナムグラが芽を出しています)

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更にすごいのは堤防に近いところはカナムグラが群生しています。ヨシ原の中では、このようにカナムグラが群生しているところが多いのです。カナムグラが伸びてきたら確実にヨシは倒されてしまう。カナムグラが群生している写真。

それに引き換え、昨年 「つる草抜き」をしたエリアは、カナムグラの発芽率は予想以上に少ない。1m四方でも10-20ぐらいの発芽の所が多いのです。場所によって異なりますが、昨年カナムグラを抜いたところは、減っています。

27日、28日、29日の午前中までに昨年のエリアと今年追加したエリア(新下流エリアを除く)のエリアのカナムグラを抜くことが出来たので、次のヤブガラシを地下茎ごと抜く作業に入りました。

ヨシが腰の高さまで伸びてしまうと、ヤブガラシの地下茎を抜く作業が中腰を保たないと出来ないので、まだヨシが伸びていないうちに作業しましょうと、カナムグラの地下茎を抜く作業を早めました。

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ヤブガラシの地下茎を、コテなどを使用して抜いていきます。

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抜いたヤブガラシの地下茎

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ヤブガラシの地下茎を抜く今日の参加者の人たち

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[2]「つる草抜き」予定

受付は午前9時より「つる草抜き」の現場付近に受付を移動しました。
受付場所が分からないときは090-1538-1693(鈴木)へ電話してください。

30日(木) 31日(金) 4月1日(土) 2日(日)
※4月15日(土) ~ 4月22日(土) 午前9時~午後4時
上記を予定しています。(別日程でご参加できる方はご連絡ください。)

雨の場合(予報を含む)は中止。雅楽協議会ホームページなどに中止の告知をします
駐車場はありません。

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[3] 寄付のお願い

「つる草抜き」の活動を続けていくための寄付をお願いしています。
3月28日現在の寄付額などは353万8千円です。ありがとうございます。

寄付振込先
●郵便局は
郵便振込用紙に「ヨシへ寄付」と記入頂き
[口座番号]00140‐5‐614032
[加入者名]雅楽協議会

●銀行は
三井住友銀行 田無支店
普通 4012320
雅楽協議会 鈴木治夫

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[4]『ヨシ原通信』バックナンバー

『ヨシ原通信』を拡散していただけるとありがたいです。
『ヨシ原通信』のバックナンバーは、下記より読むことが出来ます。
http://gagaku-kyougikai.com/?p=2139
これまでに配布しました資料などは下記のアドレスから見ることがます。
https://drive.google.com/drive/folders/1M4MpYYxGF_GAdzrpjayvbI6BEw6zO8YX

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[5] 問合せ先・連絡先

メール gagakudayori@yahoo.co.jp
℡042-451-8898 ℡090-1538-1693
雅楽協議会 http://gagaku-kyougikai.com

発行 雅楽協議会 ヨシ対策室 担当 鈴木治夫

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篳篥を吹く源博雅(『陰陽師 玉手匣 2』より)ⓒReiko Okano

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