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『ヨシ原通信』No.170 2023年4月15日(土)
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[1] 明日16日(日)「つる草抜き」は9時より受付
[2] ミニ展示「植物学者牧野富太郎と高槻」あくあぴあ芥川(4月1日から9月30日)
[3]『本草綱目啓蒙』 鵜殿のヨシ
[4]「つる草抜き」予定
[5] 寄付のお願い
[6]『ヨシ原通信』バックナンバー
[7] 問合せ先
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[1] 明日4月16日(日)
「つる草抜き」は9時より受付。
受付場所は、堤防を下り「つる草抜き」の現場近くです。
みな様のお越しをお待ちしています。手袋、飲み物など持参ください。
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[2]「ミニ展示 植物学者 牧野富太郎と高槻」
高槻市のアクアピア芥川では「植物学者 牧野富太郎と高槻」のミニ展示が行われています。牧野富太郎は鵜殿ヨシ原に昭和12(1937)年8月15日と同年10月19日の2回訪れ鵜殿のヨシについて視察していきました。
展示は9月30日まで。なおアクアピア芥川(自然博物館)は、「つる草抜き」でもお世話になっている学芸員の高田さんの職場でもあります。
牧野富太郎がヨシを手に持つ写真もあります。
手に持っているのはセイタカヨシ(西湖ヨシ)のようにも見えます。牧野富太郎は昭和23(1948)年6月に西湖ヨシ(セイタカヨシ)と鵜殿ヨシの違いについて書いています。
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[3]『本草綱目啓蒙』間違いを指摘 鵜殿のヨシ
NHK朝ドラで『本草綱目啓蒙』を購入した主人公(名前は変えてある)は、鵜殿のヨシの記載について間違いであると晩年に指摘しています。
まず牧野富太郎が間違いであると指摘した『本草綱目啓蒙』の箇所を添付します。
黄色傍線で引いたところが間違いだと牧野は指摘しました。どこで指摘したかというと昭和23(1948)年6月発行の『續牧野植物随筆』の「篳篥の舌を作る鵜殿ノヨシ」の項でした。
ですので、ここを添付します。(「篳篥の舌を作る鵜殿ノヨシ」は、『牧野富太郎選集5』にも入っているので選集からを添付します。
写真が小さくて読めないかもしれないですね。別の機会に抜書きしましょう。
なお、昭和23年の随筆の原稿では、ヨシの漢字の3つの分類が入っていたのですが、『選集5』に納めた時では、この箇所が全文削除されていました。
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[4] 寄付のお願い
「つる草抜き」予定
受付は午前9時より「つる草抜き」の現場付近に受付を移動しました。
受付場所が分からないときは090-1538-1693(鈴木)へ電話してください。
次回「つる草抜き」は下記を予定しています。
※4月16日(日) ~ 4月22日(土) 午前9時~午後4時
※5月 7日(日) ~ 5月14日(日) 午前9時~午後4時
※5月27日(土) ~ 6月3日(土) 午前9時~午後4時
日程を調整してわずかな時間でもご参加いただけるとありがたいです。
(別日程でご参加できる方はご連絡ください。)
雨の場合(予報を含む)は中止。雅楽協議会ホームページなどに中止の告知をします
駐車場はありません。
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[5] 寄付のお願い
「つる草抜き」の活動を続けていくための寄付をお願いしています。
4月15日現在の寄付額などは360万8千円です。ありがとうございます。
寄付振込先
●郵便局は
郵便振込用紙に「ヨシへ寄付」と記入頂き
[口座番号]00140‐5‐614032
[加入者名]雅楽協議会
●銀行は
三井住友銀行 田無支店
普通 4012320
雅楽協議会 鈴木治夫
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[6]『ヨシ原通信』バックナンバー
『ヨシ原通信』を拡散していただけるとありがたいです。
『ヨシ原通信』のバックナンバーは、下記より読むことが出来ます。
http://gagaku-kyougikai.com/?p=2139
これまでに配布しました資料などは下記のアドレスから見ることがます。
https://drive.google.com/drive/folders/1M4MpYYxGF_GAdzrpjayvbI6BEw6zO8YX
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[7] 問合せ先・連絡先
メール gagakudayori@yahoo.co.jp
℡042-451-8898 ℡090-1538-1693
雅楽協議会 http://gagaku-kyougikai.com
発行 雅楽協議会 ヨシ対策室 担当 鈴木治夫
篳篥を吹く源博雅(『陰陽師 玉手匣 2』より)ⓒReiko Okano
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