『ヨシ原通信』No.26(2022年4月19日(火))

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『ヨシ原通信』No.26(2022年4月19日(火))
発行 雅楽協議会 ヨシ対策室事務局(担当 鈴木治夫)

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[1] 21日(木)は雨の予報ですので中止です。
[2] アルバイト受付は終了しました。
[3] 今日(4月19日)のヨシ原
[4] 篳篥用ヨシは「全滅危惧種」
[5] 寄付のお願い
[6] 問合せ先

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[1] 21日(木)は雨の予報ですので中止です。

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[2] ヨシ原のアルバイト申込は終了しました。

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[3] 今日(4月19日)のヨシ原

★1m50㎝~1m60㎝程に伸びたヨシも見受けます。左前方のヨシは1m60㎝程あります。背の高いヨシは概して太いです。

数日前は、ロープがはっきりしていたのですが、今はヨシの葉に隠れています。それだけヨシが伸びている証拠ですね。

1

★カナムグラを抜いていない所では、ヨシに巻き付き始めています。

ヨシ原に来た10日程前は、芽が出たばかりだったカナムグラも、ヨシが伸びるのを見ていたかのようにヨシにからまり付いています。トゲがあるので取り除こうとしてもなかなか取れません。カナムグラもいろいろと知恵を出して生き延びようとしている。

2もし「つる草抜き」が1週間遅かったらみんなこのようになってしまってたはず。これを取り除くのは無理。

40年前の資料に「5月に入ってからのつる草抜きはとても大変」という意味がよく分かりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

★ヤブガラシも巻き付き始めた

下の写真も草抜きをしていない場所です。
ヤブガラシもヨシにからまり始めています。

3

★オオブタクサは、草抜きの区域内にも群生しています。秋には5mほどの木(?)になってくるのだそうです。

写真のヨシの周りはみんなオオブタクサ、明日からの数日間で抜いていきましょう。

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[4] 篳篥用ヨシは「全滅危惧種」

昨年の秋に「篳篥用のヨシは全滅です」と連絡があり、上牧・鵜殿ヨシ原を上牧実行組合の木村さんと歩きました。
「篳篥の蘆舌 全滅の危機に 再生への道をさぐる-6 今のヨシ原」ご覧ください。

ヨシは、いろいろな所に生育していますので絶滅危惧種ではありません。
しかし、篳篥用に使用する「陸域のヨシ」は、この上牧・鵜殿ヨシ原にしか現在は生育していません。「篳篥用のヨシ」は「全滅危惧種」と言っても過言ではないでしょう。篳篥用のヨシは全滅寸前です。多くの方々の力と知恵を集めてなんとか「再生」への道を探っています。もし、この「つる草抜き」が失敗したら、篳篥用ヨシの「全滅」は目に見えています。

多くの皆さまの知恵と力と寄付をお寄せくださいますよう、どうかよろしくお願いいたします。

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[5] 寄付のお願い

「つる草抜き」の活動を続けていくための寄付をお願いしています。どうぞよろしくお願いいたします。

寄付振込先
●郵便局は
郵便振込用紙に「ヨシへ寄付」と記入頂き
[口座番号]00140‐5‐614032
[加入者名]雅楽協議会

●銀行は
三井住友銀行 田無支店
普通 4012320
雅楽協議会 鈴木治夫

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[6] 問合せ先・連絡先

メール gagakudayori@yahoo.co.jp
℡ 090-1538-1693 携帯に変更になっています。
雅楽協議会 http://gagaku-kyougikai.com

発行 雅楽協議会 ヨシ対策室事務局 担当 鈴木治夫

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