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『ヨシ原通信』No.63(2022年7月13日(水))
発行 雅楽協議会 ヨシ対策室事務局(担当 鈴木治夫)
篳篥を吹く源博雅(『陰陽師 玉手匣 2』より)
ⓒReiko Okano
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[1] 月15日(金)、16日(土) 雨予報の為「つる草抜き」は「中止」
[2] 今日のヨシ原. ヤブガラシの脅威
[3] 『ヨシ原通信』バックナンバー
[4] 寄付のお願い
[5] 問合せ先
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[1] 7月15日(金)、16日(土)
雨予報の為「つる草抜き」は「中止」
明後日に予定していました「つる草抜き」は、雨の予報の為に「中止」しました。
7月の「つる草抜き」は本日で終わりとしました。
来月(8月)は、様子を見ながら決めていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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[2] 今日のヨシ原
ヤブガラシの脅威
7月13日 朝7時30分 堤防の上から見た上牧・鵜殿ヨシ原
今日は9名で、5名と4名の2班に分かれて、24-AＢからをほぼ終わらせることが出来ました。
当初の予定通り下流側の21AB-28ABの「つる草」抜き取ることが出来ました。11AB-18ABは手を付けずに残してあります。
ただ道路沿いの雑草などは11～28まで、木村さんが草刈り機で刈り取ってくださいました。
今日のヤブガラシの写真を張り付けます。
予想以上にヤブガラシがヨシを押し倒しています。
細いヨシは、ヤブガラシに引っ張られて多くのヨシが曲がっていました。
ヤブガラシにからまれた細いヨシは、確実に曲がっていました。
太いヨシは、いつまで持ちこたえるだろうか。
ヨシの曲げられている区画は、「つる草抜き」をしている区画です。
写真を見ていて驚きました。赤印のヤブガラシのひげは、隣のヨシに取り付こうと伸びているのです。
ヤブガラシのひげがこんなに伸びるとは思いませんでした。下に拡大しました。
伸びたひげは、隣のヨシにからまり、ヨシを曲げていくようです。右側のヨシは左に傾き、奥のヨシは右に傾き始めています。左右に伸びたヤブガラシのひげが、ヨシを互いに引っ張り合うよう曲げていくようです。
さらに驚いたのは、下の写真をご覧ください。角南さんが「ヤブガラシが3mにもなりました」教えてくれました。
1m余りに伸びたヤブガラシのひげと、3m余りに伸びたヤブガラシのひげを比較した写真です。
茎の細いのが1m余りのヤブガラシです。茎の太さは根元も先端もほぼ同じ太さです。
太い茎のヤブガラシは3m余りに伸びたものです。茎も根元も先端もほぼ同じ太さです。ひげも太くなっています。ヤブガラシは伸びていくにつれて茎も、ひげも全体が太くなり、太くなったひげは、がっちりとヨシに巻き付き、さらに3m余り上の方で、隣のヨシに強い力で巻き付き、引っ張っていく。
1mぐらいのヤブガラシ(左側)のひげを見ると、いかにもか弱そうで、このヒゲならヨシは負けないだろうと思っていたのですが、3mに伸びたヤブガラシ(右側)と比べると、茎もひげも全体に太くなり、力強くなっていることに気が付きました。
ヤブガラシだけでもヨシを曲げていくのではないかと思えます。
ヤブガラシは地下茎なので、地中からも生えてきますが、切ったところの横からも芽を出してきています。
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[3] 『ヨシ原通信』バックナンバー
『ヨシ原通信』のバックナンバーは、下記より読むことが出来ます。
http://gagaku-kyougikai.com/?p=684
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雅楽協議会 鈴木治夫
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発行 雅楽協議会 ヨシ対策室事務局 担当 鈴木治夫
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