─◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆───
『ヨシ原通信』No.167 2023年4月12日(水)
篳篥を吹く源博雅(『陰陽師 玉手匣 2』より)ⓒReiko Okano
─◆─◇◆◇◆◇◆◇─◆─
[1] 4月15日(土) 雨の予報
[2] 高槻市のヨシ原担当職員の異動
[3] 葦牙(あしかび)の中?-2
[4] ヒメオドリコソウとオドリコソウ
[5]「つる草抜き」予定
[6] 寄付のお願い
[7]『ヨシ原通信』バックナンバー
[8] 問合せ先
▼────────────────
[1] 4月15日(土) 雨の予報
次の「つる草抜き」は、4月15日(土)からを予定しています。
ところが4月15日(土)は、雨の予報になっています。このまま雨の予報ですと4月15日は中止とし、翌日の4月16日(日)からとなります。
天気予報の推移を見ながら決めたいと思います。ご注意ください。
▼────────────────
[2] 高槻市のヨシ原担当職員の異動
昨年(2022年)の「ヨシ原焼き」や「つる草抜き」で大変お世話になりました高槻市の街にぎわい部農林緑政課の山下潤さんが、異動となりました。
言葉には言い表せないほど、本当にいろいろとお世話になりました。
ありがとうございます。これからもアドバイスなどよろしくお願いいたします。
そして山下さんに変わり、新しく川邉正英さんが担当となります。
これからいろいろとお世話になります。よろしくお願いいたします。
なお、ヨシ原担当の他の方はそのままです。
▼────────────────
[3] 葦牙(あしかび)の中?
「ヨシ原焼き」で黒く焼かれてしまったヨシの新芽は、木などと同じように伸びていくと上の方に移動すると思っていましたが、黒く焼かれたヨシの葉は、大地の近くに残り、少しは上の節のところにありました。
これから想像できるのは、焼けたのは外側の葉で、黒くならなかった中側の葉から伸びていったと考えられますね。
本当にそうなのか、ヨシを切って観察してみました。
切ってきたヨシ(葦牙) 篳篥用より細いものを選びました。
ヨシは空洞のはずですが、葦牙の成長期は中がびっしりと詰まっています。
どこまで詰まっているのか、中程も裁断してみました。
先端の方まで詰まっています。空洞はいつできるのでしょう?
葉っぱの付け根(節になるのか?)の下は輪になっているのかな?
中は層になっていて、私が数えた限りですと18~20ぐらいの層になっていました。
(この層それぞれ節になるのか?竹などは節が生長点になり成長するそうです)
竹の節はタケノコの時に決まっているというから葦牙の時にヨシの節の数は決まっているのかもしれませんね。
引き続き ヨシはどのように成長していくのか、いつからヨシは中空になっていくのか、調べていこうと思います。 (続く)
▼────────────────
[4] ヒメオドリコソウ(姫踊子草)とオドリコソウ(踊子草)
この花の名前はヒメオドリコソウと教えてもらいました。
明治時代にヨーロッパから渡来し、オドリコソウと花の形が似ていて小さいので、ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)と名付けられたといいます。
花よりもむしろ葉で自己主張する。葉の付き方を見ていると、上に出る葉は下の葉が陰にならないように生え、下の葉ほど葉柄が長く、上から眺めるとすべての葉が見える、つまりすべての葉に太陽が当たる仕組みになっているという。
姫の付かないただのオドリコソウ(踊子草)は、『ヨシ原通信』№158(3月27日)で紹介しました。
その花と比べると名前はとても似ているのに植物のイメージが随分と違うものだなと思いました。
ヒメオドリコソウ(姫踊子草)は、外来種(ヨーロッパから明治時代に渡来)であるのに対して、オドリコソウ(踊子草)は日本原産の花だそうです。
笠をかぶった踊り子が茎をぐるりと取り巻いて輪になって踊っているように見えますね。
(下流エリアの淀川沿いに咲いていました。2023年3月27日撮影)
(下流エリアの淀川沿いに咲いていました。2023年3月27日撮影)
お花はこんな動画も。是非ご覧ください。
ルピタ・ニョンゴ/ Nature Is Speaking 「花 / Flower」 – YouTube
▼────────────────
[5]「つる草抜き」予定
受付は午前9時より「つる草抜き」の現場付近に受付を移動しました。
受付場所が分からないときは090-1538-1693(鈴木)へ電話してください。
次回の「つる草抜き」は下記を予定しています。
※4月15日(土) ~ 4月22日(土) 午前9時~午後4時
※5月 7日(日) ~ 5月14日(日) 午前9時~午後4時
※5月27日(土) ~ 6月3日(土) 午前9時~午後4時
日程を調整してわずかな時間でもご参加いただけるとありがたいです。
(別日程でご参加できる方はご連絡ください。)
雨の場合(予報を含む)は中止。雅楽協議会ホームページなどに中止の告知をします
駐車場はありません。
▼────────────────
[6] 寄付のお願い
「つる草抜き」の活動を続けていくための寄付をお願いしています。
4月9日現在の寄付額などは358万8千円です。ありがとうございます。
寄付振込先
●郵便局は
郵便振込用紙に「ヨシへ寄付」と記入頂き
[口座番号]00140‐5‐614032
[加入者名]雅楽協議会
●銀行は
三井住友銀行 田無支店
普通 4012320
雅楽協議会 鈴木治夫
▼────────────────
[7]『ヨシ原通信』バックナンバー
『ヨシ原通信』を拡散していただけるとありがたいです。
『ヨシ原通信』のバックナンバーは、下記より読むことが出来ます。
http://gagaku-kyougikai.com/?p=2139
これまでに配布しました資料などは下記のアドレスから見ることがます。
https://drive.google.com/drive/folders/1M4MpYYxGF_GAdzrpjayvbI6BEw6zO8YX
▼────────────────
[8] 問合せ先・連絡先
メール gagakudayori@yahoo.co.jp
℡042-451-8898 ℡090-1538-1693
雅楽協議会 http://gagaku-kyougikai.com
発行 雅楽協議会 ヨシ対策室 担当 鈴木治夫
▼────────────────