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『ヨシ原通信』No.344 2025年3月8日(土)
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- 「つる植物の除草」高く評価される
NEXCO西日本 第10回 検討会 - 3月2日 綾史郎先生(大阪工業大学名誉教授)による研究発表
「ツル草抜きによる上牧・鵜殿ヨシ原の再生」 - 「東儀秀樹ミニコンサート」
3月23日(日)午後2時30分 本澄寺 - つる草抜き 日程
- 『篳篥用ヨシの再生へ』活動記録 冊子発行
- 篳篥の蘆舌用ヨシの購入について
- 寄付のお願い
- 『ヨシ原通信』バックナンバー及び問合せ先
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[1]「つる植物の除草」 “すばらしい!”と高く評価される
検討会委員の方々より
NEXCO西日本 第10回 検討会 新大阪で開催される
3月7日 午後3時から「新名神高速道路 鵜殿ヨシ原の環境保全に関する検討会」第10回検討会が新大阪丸ビル別館で開催されました。
配布されたNFXCOの資料5のp7~p13には、雅楽関係者によるつる植物の除草により、つる植物は減り、ヨシ・オギ群落が増えたこと、が数ページに渡り明記され報告されました。
まず資料5-p7(下の資料)には、R4(2022)年~R5(2023)年には赤線のつる草が減り、青線のヨシ・オギが増えことがグラフに明記されています。「雅楽関係者のつる植物の除草」(私が赤線で囲み)も記されています。
赤線で「つる草」が減ったこと、青線で「ヨシが増えた」ことが明記されています。
資料5-p7
下の資料5-p10によると「つる草を除草した」「調査区」は、2022年、2023年 ヨシの草丈、は高くなり、ヨシの茎径は太くなっていることが分かります。
資料5-p10
下 資料5-p11の資料
この資料5-p11を見ると、草丈・茎径・生育密度の3つともH25(2014)年~R5(2023)年の推移をグラフにし、それら全て「調則近傍での除草作業が進み近年は改善傾向」と明記されました。
10年余り前からの調査資料からもヨシ原が「つる草の除草」により「改善傾向」とNEXCOから報告されました.検討会委員の方々から「雅楽関係者によるつる草の除草は素晴らしいことです」と称賛の言葉を挙げていただきました。
検討会委員の方々は日本を代表する植物や工学の専門の方々ですから、この3年間、多くの方々の知恵を寄せ、力を合わせて行ってきた「つる草抜き」が、「篳篥用ヨシの再生」にとって間違いでなかったことの証明もありち、3年間の多くの方々の努力が目に見え形で現れたともいえましょう。当日配布の資料はNEXCOのホームページで公開されます。
3月7日の検討会は委員の方々7名、オブザーバーの方6名、傍聴20余名、西日本高速道路の方8名他40数名が参加されました。
下の写真 検討会に参加の委員及びオブザーバーの皆さん ()内氏名は人の影になりこの写真には見えない方。
向う側机左より/ 布谷知夫 全日本博物館学会名誉会長 /赤澤宏樹 兵庫県立大学自然・環境科学研究所教授 /鎌田敏郎 大阪大学大学院 工学研究科地球総合工学専攻教授 /西垣誠 岡山大学 名誉教授 /中瀬勲 兵庫県立人と自然の博物館 名誉館長 /(服部保 兵庫県立大学 名誉教授) /(小山弘道 鵜殿ヨシ原研究所所長)
右側机手前より谷川知実 国土交通省淀川河川事務所所長/ 芳川篤志上牧実行組合 副組合長/(木村和男 上牧実行組合 組合長) /西村守 鵜殿のヨシ原保存会会長 /東野龍昇 鵜殿のヨシ原保存会副会長]
上写真 手前机右より/ 服部保 兵庫県立大学 名誉教授 /小山弘道 鵜殿ヨシ原研究所所長
左机手前/ 東野龍昇 鵜殿のヨシ原保存会 副会長
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[2] 3月2日(日) 綾先生(大阪工業大学名誉教授)による研究発表
3月2日 大阪市立自然史博物館本館にて2022年から2024年までのつる草抜きによるヨシ原再生についての研究発表、題名「ツル草抜きによる上牧・鵜殿ヨシ原の再生」が綾史郎先生(大阪工業大学名誉教授)により学会発表が行われました。
写真 中央でパネルを指さし説明している綾史郎 大阪工大名誉教授 参加者約200名
(写真 赤對一雄)
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[3]「東儀秀樹ミニコンサート」 3月23日(日)午後2時30分 於・本澄寺
4年目となります。今年も「東儀秀樹ミニコンサート」を開催します。
3月23日(日) 午後2時30分 無料 雨天決行 (午前中は「つる草抜き」)
場所 本澄寺(上牧駅から徒歩10分 高槻市上牧町2-6-31)
「東儀秀樹ミニコンサート」無料・雨でもコンサートは行いますが、「つる草抜き」は雨の時は中止です。
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[4] 今年の「つる草抜き」 日程
今年(2025年)も「つる草抜き」を行います。是非ご参加ください。
日程は 3月23日(日) 午前9時~12時
4月12日(土) 午前9時~12時
4月27日(日) 午前9時~12時
5月10日(土) 午前9時~12時
5月24日(土) 午前9時~12時
受付は つる草抜きエリアの淀川沿いです。(雨の場合は中止です)
ヨシ原までは上牧駅より徒歩約20分。受付は堤防を下りて川沿いの橋脚の横を通り、つる草抜きの区域に進んでいただくとあります。
受付は人がおりますので、堤防からも見渡せます。川沿いの橋脚の近くです。
自転車はヨシ原の中の受付までどうぞ。一般の車はヨシ原の中は入れません。
(ドローン写真 NEXCO西日本)
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[5] つる草抜き 活動記録 『篳篥用ヨシの再生へ ~上牧・鵜殿ヨシ原~』冊子発行
篳篥用ヨシが全滅した2021年秋、なんとかヨシを再生できないかと模索した経過や、問題点、つる草抜きの意義や活動など写真を多く掲載し記録しました。
鈴木治夫 著 発行:2024年3月 雅楽協議会 サイズ:A4 頁数:54頁
定価 1,100円(税込)
問合せ・購入 https://musashino-gakki.com/product/?p=100701
武蔵野楽器 ℡03-5902-7281 上記アドレスより申し込めます。
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[6] 篳篥の蘆舌用ヨシの購入について
「つる草抜き」エリアの篳篥蘆舌用のヨシを購入希望の方は下記へご連絡ください。
連絡先・問合せ先 メールアドレス
kimura7633@gmail.com (上牧実行組合 木村和男氏)
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[7] 寄付のお願い
「つる草抜き」の活動を続けていくための寄付をお願いしています。
寄付振込先
●郵便局は
郵便振込用紙に「ヨシへ寄付」と記入頂き
[口座番号]00140‐5‐614032
[加入者名]雅楽協議会
●銀行は
三井住友銀行 田無支店
普通 4012320
雅楽協議会 鈴木治夫
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[8]『ヨシ原通信』バックナンバー 及び 問合せ先・連絡先
http://gagaku-kyougikai.com/?p=4677
メール gagakudayori@yahoo.co.jp
℡042-451-8898 ℡090-1538-1693(鈴木)
雅楽協議会 http://gagaku-kyougikai.com/
発行 雅楽協議会 ヨシ対策室 担当 鈴木治夫
篳篥を吹く源博雅(岡野玲子著『陰陽師 玉手匣 2』より)ⓒReiko Okano
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