『ヨシ原通信』No.9(2022年3月18日(金))

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『ヨシ原通信』No.9(2022年3月18日(金))
発行 雅楽協議会 ヨシ対策室事務局(担当 鈴木治夫)

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[1] ヨシ原はもう春
[2]「よんチャンTⅤ」3月15日放映 つづき
[3] 「つる草抜き」へ寄付のお願い
[4] 問合せ先

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[1] ヨシ原はもう春

いろいろな植物の芽生えの始まりです。

1週間ほど前のヨシ原、中村仁美さん(雅楽協議会ヨシ対策室事務局、雅楽演奏団体「伶楽舎(れいがくしゃ)」所属)が3月11日の上牧・鵜殿ヨシ原の写真を撮られました。ヨシ原は、いろいろな植物から芽生え始めました。植物の名前が分からないので高槻市立自然博物館主任学芸員の高田みちよさんに教わりました。

下の3枚の写真のコメントは、高田さんより教わったものです。教えていただきありがとうございます。

1

この上の写真「とげとげしているのはハナウドです」

2

こちらの上の写真の「棒みたいなのは、スノーフレークだと思いますが、もう少し大きくならないと難しいです。スノーフレークは園芸種が野生化したもので、鵜殿では多くみられます」

「これは過去にはセイヨウカラシナとカラシナは別の種と考えられていたのですが、現在では同じ種と考えられています。菜の花はこれらの総称で種名ではないので、どちらにも使えます。「からし菜」でもいいし「カラシナ」としてもいいでしょう。」

上牧・鵜殿ヨシ原も春ですね。4月10日から、まずはつる草(カナムグラ)を中心に抜いていきましょう。

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[2]「よんチャンTⅤ」3月15日放映

雅楽の危機 放映

前号に掲載できなかった写真(赤對一雄(しゃくついかずお)さんから寄せていただいたテレビ画面の写真)から数枚を掲載します。

3

宮内庁式部職楽部の方々の演奏

4

篳篥のリード(蘆舌 ろぜつ)は、上牧・鵜殿ヨシ原のヨシです。この蘆舌に使用するヨシが昨年の秋に全滅してしまいました。なんとか再生させるべく4月10日から「つる草抜き」に取り組みます。

5

篳篥の蘆舌は「異例の在庫不足」

6

高槻市は「今後のヨシ原焼きの実施について継続してサポートしていきたい」と語る。

7

上牧実行組合 木村和男さん「来年採れなかったら雅楽をされる 篳篥を演奏される方 困ると思います」と

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[3]「つる草抜き」への寄付のお願い

寄付振込先
●郵便局は

郵便振込用紙に「ヨシへ寄付」と記入頂き
[口座番号]00140‐5‐614032
[加入者名]雅楽協議会

●銀行は
三井住友銀行 田無支店
普通 4012320
雅楽協議会 鈴木治夫

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[4]問合せ先・連絡先

メール gagakudayori@yahoo.co.jp
℡ 042-451-8898(4月7日まで、4月10日からは携帯電話となります)
雅楽協議会 http://gagakukyougikai.com
発行 雅楽協議会 ヨシ対策室事務局 担当 鈴木治夫

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『ヨシ原通信』を送ってほしい方はメールアドレスをご連絡ください。)

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