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『ヨシ原通信』No.58(2022年7月5日(火))
発行 雅楽協議会 ヨシ対策室事務局(担当 鈴木治夫)
篳篥を吹く源博雅(『陰陽師 玉手匣 2』より)
ⓒReiko Okano
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[1] 7月の「つる草抜き」
[2] ヒルガオが咲いています。
[3] 『ヨシ原通信』バックナンバー
[4] 寄付のお願い
[5] 問合せ先
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[1] 7月の「つる草抜き」
下記の日程で「つる草抜き」を行います。
7月11日(月)、13日(水)、15日(金)、予備16日(土)
朝8時より11時までの3時間
暑い中での作業となりますので、「つる草抜き」の様子がわかり、慣れている方で、熱中症に注意しながら行います。
7月1日の調査で、ヤブガラシが2本、3本とヨシに絡みついているものがありました。このままにしておくと、ヨシが押し倒される可能性もありそうです。
ですので、7月の「つる草抜き」は、その危険性を取り除く為のヤブガラシの除去にあります。
カナムグラ、ヤブガラシ、ヒルガオの3種類のつる草が一緒になってヨシに絡みついて押し倒して行くことは、これまでもたくさん見てきました。特にカナムグラは、トゲを持ってヨシにからまり付き強い力でヨシを押し倒して行きました。
ではカナムグラが除去されて、ヤブガラシ、ヒルガオの2種のつる草となった場合、ヨシが押し倒されるのか? カナムグラが2本、3本とヨシに絡みついた時はどうなるか? どのくらい影響をヨシは受けるのか? 分かっていないようです。
来年以降を考えて、ヤブガラシの成長具合とヨシへの影響の記録も取りたいと思っています。
ですので、ヤブガラシを除去する区画と、ヤブガラシをそのままにして手を付けない区画と、二つの区画を設けて、8月にどのようになっているかを記録しようと思います。
もし、7月の「つる草抜き」をしなかった区域で、ヤブガラシがヨシを押し倒すようでしたら、その様子を見てヤブガラシの除去を行う予定です。
せっかくここまでヨシの再生に向けて取り組んできましたので、今年はなんとしても成功させたいと思っています。皆様のご協力をお願いいたします。
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[2] ヒルガオが咲いています。
写真①
区域内でヒルガオが咲いていました。
撮影は7月1日、午後1時ごろ 14-Aのあたりです。
ヒルガオは昼に咲くのですね。朝顔は朝に咲いて。
でユウガオは夕方に咲いて実はかんぴょうになるそうだ
写真① ヒルガオ
21-C 辺りで見つけた大きなオオブタクサ 7月1日 写真②
写真② オオブタクサ
つる草抜きの区域のすぐ外側には、オオブタクサがこんなに伸びて、太くなっています。
4月は芽がほんの少し出ただけでしたが、それから3か月でこんなに大きくなりました。栄養も吸い上げています。吸い上げられるとヨシに行く栄養が少なくなりそう。
来年、再来年に向けて、大地の栄養を残し、増やしていくことも必要に感じます。
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[3] 『ヨシ原通信』バックナンバー
『ヨシ原通信』のバックナンバーは、下記より読むことが出来ます。
http://gagaku-kyougikai.com/?p=684
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「つる草抜き」の活動を続けていくための寄付をお願いしています。どうぞよろしくお願いいたします。
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●銀行は
三井住友銀行 田無支店
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雅楽協議会 鈴木治夫
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℡ 090-1538-1693 携帯に変更になっています。
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発行 雅楽協議会 ヨシ対策室事務局 担当 鈴木治夫
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