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『ヨシ原通信』No.74(2022年8月1日(月)
発行 雅楽協議会 ヨシ対策室事務局(担当 鈴木治夫)
篳篥を吹く源博雅(『陰陽師 玉手匣 2』より)
ⓒReiko Okano
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[1] 7月のヨシ原
[2] 7月30日の出来事
[3] 『ヨシ原通信』バックナンバー
[4] 寄付のお願い
[5] 問合せ先
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[1] 7月のヨシ原
7月終えて実感したのは「つる草は、1m以下での対応が必要」ということでした。
暑い夏を迎え、「つる草」は予想をはるかに超える勢いで伸びていきました。
7月当初は、「カナムグラ(鉄葎)はほとんど抜いたので、ヤブガラシとヒルガオだけなら、ヨシを押し倒しはしないだろう」との予測で、「7月、8月、つる草などがどれぐらい伸びるか、今までの調査資料もないので、ヨシへの影響の記録も」と『ヨシ原通信』58号(7/5)に書きました。
そして7月11日から「つる草抜き」に入り、21-28の区画を綺麗にして、11-18は「つる草抜き」を行わずに終えました。
数日後「ヨシが大変なことになっている」(64号7/18)と連絡が入り、緊急に「つる草抜き」の準備を進めました。
調査区域を設けるまでもなく「つる草」(ヤブガラシ、ヒルガオなど)は、確実にヨシを押し倒して行っているのでした。
「つる草」が2m~3mに伸びると、つる草を取り除くのがとても大変な作業量となります。からまり付いた「つる草」は、下の方を切っただけでは、ヨシを真っすぐになりません。かつ絡み合ったつる草を切っても真っすぐにはなりません。つる草を取り除こうとしてつる草を引っ張るとヨシの先端が折れてしまいます。ヨシが折れないように丁寧につる草を取り除いていかなければヨシは真っすぐに戻らないのです。
「つる草」が1mぐらいですと、まだつる草の茎も細いですから簡単に抜くこともできますし、絡みついていても少し引っ張ると外せます。ヨシを折ってしまうようなことはありません。
「つる草」への対応は、つる草がまだ1mにも伸びない内に行う事が絶対に必要であることが身に沁みました。そのようにすれば作業も簡単でかつヨシを折ることも少ないのです。
下の写真(11、12の区画 7月24日撮影) のように「つる草」が2m~3mに伸びて、ヨシを押し倒し始めてからでは、作業量も増え、ヨシも折ってしまいやすくなります。
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[2] 7月30日の出来事
⓵ かえる が道路の水たまりに 5-6匹おりました。
体長5~6㎝程の小さなカエル。
カエルの名前が分かりましたら教えてください。
② ヒルガオ 道路の淀川側に
可憐な花だけど2m~3m程に伸びてヨシにからまり押し倒して咲いていると「道路の向うで咲いてね」と
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[3] 『ヨシ原通信』バックナンバー
『ヨシ原通信』のバックナンバーは、下記より読むことが出来ます。
http://gagaku-kyougikai.com/?p=684
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雅楽協議会 鈴木治夫
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[5] 問合せ先・連絡先
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発行 雅楽協議会 ヨシ対策室事務局 担当 鈴木治夫
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