『ヨシ原通信』No.319 2024年8月5日(月)

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『ヨシ原通信』No.319(2024年8月5日(月)
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[1] 第9クール 「つる草抜き」
無事終わる
次回は最終第10クール(8月20日(火),21日(水)
[2]「鵜殿の自然」環境セミナー 大倉清教
上牧公民館 8月27日(火)午前10時
[3]「つる草抜き」今後の日程
[4]『篳篥用ヨシの再生へ』活動記録 冊子発行
[5] 篳篥の蘆舌用ヨシの購入について
[6] 寄付のお願い
[7]『ヨシ原通信』バックナンバー
[8] 問合せ先

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[1] 第9クール 「つる草抜き」

無事終わる
次回は最終第10クール(8月20日(火),21日(水)
酷暑の中、第9クールが無事終わりました。
ご参加いただいたみなさま、無風で暑い中ありがとうございました。
(冷たい差入れをありがとうございます)

次回は最終クール(8月20日(火)、21日(水))となります。
昨年、一昨年と最終クールは9月まで行っておりましたが、今年は8月末までとしました。
その理由は、もし8月末からでも新たな「つる草」が生えてきたとしても、すでに5m余りに成長したヨシを押し倒すことは出来ないだろう。と判断して最終クールを8月末としました。

image001(写真 今年2024年8月1日、5m余りに成長した「つる草抜き」エリアのヨシ 写真 浜崎さん)

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(写真上 左側はつる草抜きのエリア。 右側はエリアの外(「つる草抜き」をしていない)。つる草がヨシに絡みついているのが分かりのす。ただし7月末ですとヨシを倒すまでではない。通路(3m余)を作ったので、「つる草抜き」エリアへの「つる草」などの侵入を防いでいます。写真 角南さん)

この上の写真の左側はつる草抜きのエリアです。ヨシの幹も下の方は黄色く見えています。
通路を挟んで右側は「つる草」(カナムグラやヤブガラシ)などの葉が青くヨシにからまっているのが見えます。
ヨシはまだ倒されるまでにはなっていません。

下の写真は昨年8月8日と8月13日のエリア外の写真です。

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(8月8日 つる草によってヨシが倒され始める)

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(8月13日 つる草はヨシのてっぺんまで登り、光合成をほしいままにしている。

エリア外のこの場所は、これからヨシを倒しにかかるようだ)
9月に入るとヨシは倒されていきます。
下の写真は昨年9月26日と9月28日です。

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(写真上 つる草がヨシに覆いかぶさり、ヨシは光合成ができず窒息状態 2022年9月26日)

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(写真上 11月になるとつる草も黄色に枯れていくが、4m~5mに育ったヨシは押しつぶされ枯れ死してしまつたのだろうか。全く見えなくなっています。ヨシ原の向こう側の堤防が見える 2022年11月17日)

一方 「つる草抜き」エリアのヨシは

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(写真上 9月、エリア内のヨシは青々と育っています。 2023年9月25日)

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(写真 12月 茎・幹も黄色になり 真っすぐ上に伸びているヨシ 2022年12月4日)

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[2]「鵜殿の自然」環境セミナー 講師・大倉清教さん

上牧公民館 8月27日(火)午前10時~12時 無料
主催・メディアテーク五領(MT5)
8月27日に鵜殿の自然・動物や植物の写真を撮られている大倉清教さんが、鵜殿の自然について話していただけます。鵜殿をもっともっと知っていきましょう。
是非お越しください。

平日(8月27日(火)の午前中(10時~12時)
上牧公民館2階 (高槻市上牧町1丁目3 上牧駅より徒歩7分 )
どなたでもご参加いただけます。無料です。ご自由にご参加ください。
主催はメディアテーク五領(MT5)です。

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チラシより抜粋

講師(大倉清教さん)自己紹介
「デザイン」の仕事をしています

鵜殿って、どんなところ?
鵜殿のヨシ原とヨシ原焼き

四季折々の自然と景色
鵜殿の美しい自然

鵜殿の生きもの
様々な生きものの暮らし

生きものたちの不思議
つまがっている自然生態系

この自然を守るための提案
鵜殿のヨシ原焼き、つる草抜き

ビオトープ(自然生態圏)と自然環境教育

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鵜殿のイタチ (写真 大倉清教さん)

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[3]「つる草抜き」今後の日程

いよいよ第10クールを残すのみとなりました。
熱中症に気をつけて、ご参加いただければと思います。

第10クール 8月20(火)/ 8/21(水)   (夏時間) ※2
※雨天の場合は中止です。また天気予報で、「雨の予報」の場合、中止になる可能性が高いです。
「中止」の場合はこの『ヨシ原通信』などでお知らせします。

●夏時間の「つる草抜き」は朝8時から11時までです。受付専用の事務員がいるわけではありませんので、ボランティアの受付は、8時のみとなります。よろしくお願いいたします。
(問合せ先は 090-1538-1693 雅楽協議会・鈴木となります)
●持物 鎌などはありますが、手袋(軍手)や帽子、飲み物・食べ物などは持参ください。
特に熱中症にご注意ください。
●ボランティア保険(障害保険 ケガや熱中症)に今年も入っています。氏名の記載をお願いしています。保険料はこれまで同様に雅楽協議会が支払います。
●6月中旬からは、台風などの影響を避けるため工事関連は撤去されておりトイレもありません。

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[4] つる草抜き 活動記録 『篳篥用ヨシの再生へ ~上牧・鵜殿ヨシ原~』冊子発行

篳篥用ヨシが全滅した2021年秋、なんとかヨシを再生できないかと模索した経過や、問題点など、またつる草抜きの意義や活動などを記録しました。写真を多く掲載しました。
鈴木治夫 著 発行:2024年3月 雅楽協議会 サイズ:A4 頁数:54頁
定価 1,100円(税込)
問合せ・購入 https://musashino-gakki.com/product/?p=100701
武蔵野楽器 ℡03-5902-7281
上記アドレスより申し込めます。

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[5] 篳篥の蘆舌用ヨシの購入について

「つる草抜き」エリアの篳篥蘆舌用のヨシを購入希望の方は下記へご連絡ください。
連絡先・問合せ先 メールアドレス
kimura7633@gmail.com (上牧実行組合 木村和男氏)

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[6] 寄付のお願い

篳篥用ヨシ再生(つる草抜き)への寄付振込先

●郵便局は
郵便振込用紙に「ヨシへ寄付」と記入頂き
[口座番号]00140‐5‐614032
[加入者名]雅楽協議会

●銀行は
三井住友銀行 田無支店
普通 4012320
雅楽協議会 鈴木治夫

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[7]『ヨシ原通信』バックナンバー

『ヨシ原通信』バックナンバー 検索 (各アドレス(青ローマ字)をCtrlを押しながらクリック)

№1~№130 (2022年2月10日) ~(2022年12月31日)
http://gagaku-kyougikai.com/?p=684

№131~№269 (2023年1月8日)~(2023年12月13日)
http://gagaku-kyougikai.com/?p=2139

№270~最新号 (2024年1月11日)~
http://gagaku-kyougikai.com/?p=3875

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[8] 問合せ先・連絡先

メール gagakudayori@yahoo.co.jp
℡042-451-8898 ℡090-1538-1693
雅楽協議会 http://gagaku-kyougikai.com/
発行 雅楽協議会 ヨシ対策室 担当 鈴木治夫

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